鶏もも肉のソテー ディアボラ風

"Polla alla diavola"と呼ばれるイタリア(トスカーナ州)の料理です。

「ディアボラ(悪魔風)」の由来は、広げた鶏肉が悪魔のマントのように見えるから説、辛味のあるスパイスを効かせて調理するため食べた人が地獄の業火で焼かれたようになる説……など所説あります。

つまり、日本語にすると「鶏もも肉のピリ辛焼き」となります。(安っぽく聞こえますね^^;)

・鶏もも肉：280g

・ニンニク：1～2片

・ローズマリー：2～3本

・カイエンペッパー：少々

・EXVオリーブオイル：20cc

・塩コショウ：少々

・茹でブロッコリー：80g

・レモン：1/4個

・EXVオリーブオイル：5cc

熱量：786.94kcal

糖質：2.5g

蛋白質：48.84g

脂質：64.62g

食物繊維：3.52g

※カイエンペッパーの代わりに、レッドペッパーや一味唐辛子でも大丈夫です。

皮に穴を空け、反り返りを防ぐと共に、味が染み込みやすくします。

身は厚さが均等になるように少し叩いて伸ばすと良いです。

カイエンペッパー・潰したニンニク・ローズマリー・そしてオリーブオイルを塗り込み、1時間以上寝かせます。

※この時点ではまだ塩は振りません。

焼く直前に塩コショウを振ります。これ以降味付けをしないので、塩は少し多めのほうが美味しいと思います。

マリネの油が付いた状態で、皮を下にして焼きます。弱火～弱めの中火でフタして8分くらいです。

火加減同じでフタして2分～3分くらいです。

焼き上がったら一旦お皿の上に退避します。次工程のため、一旦火を止めます。

マリネに使用したオリーブオイル・ニンニク・ローズマリーを入れて、強火で皮をカリッと仕上げます。

20秒～30秒くらいで良いと思います。(それ以上焼くとローズマリーが焦げます)

ブロッコリーとカットレモンを添えて、オリーブオイルを振りかけています。

皮はパリッと、肉はしっとりジューシーになっていれば成功です。

骨付き肉を使用する場合、右脚か左脚かで向きが変わりますので、盛り付け時に留意して下さい。

ニンニクには強力な抗酸化作用がある……という事だけでなく、たっぷりのオリーブオイル＆香辛料で焼いたニンニクは格別の美味しさですので、糖質量が2～3g程度増えても問題無いということであれば、一緒に召し上がる事をお勧めします。

(焼いたニンニクには別途塩を振りかけて下さい)

ただし「チリパウダー」を使用するとメキシコ寄りの味になり、「七味唐辛子」を使ってしまうと焼き鳥の味になります。(変化球的な味になり、それはそれで美味しいと思います)

カイエンペッパー：カイエン種の赤唐辛子の粉。(とても辛い)

チリペッパー：赤唐辛子の粉。(辛い)

レッドペッパー：赤唐辛子の粉。(辛い)

一味唐辛子：赤唐辛子の粉。(辛い)

パプリカパウダー：辛くない赤唐辛子の粉。(辛くない)

チリパウダー：赤唐辛子をベースにクミン・オレガノ・パプリカ等をブレンドしたメキシコ料理用のミックススパイス。(タコライスやチリコンカン等)

七味唐辛子：赤唐辛子をベースに山椒・胡麻・ケシの実などをブレンドした日本料理用のミックススパイス。(麺類・丼物・鍋物・焼き鳥等)

「キャロライナ・リーパー」：156万～220万(2013年ギネス認定)

「ウルトラデスソース」：117万

「ブート・ジョロキア」：85万～100万(2007年ギネス認定)

「ハバネロ」：10万～35万

「鷹の爪」：4万～5万

「カイエンペッパー」：3万～5万

「島唐辛子」：1万5000～3万

「レッドペッパー」：1万

「タバスコ」：7000～8000

「ハラペーニョ」：2500～8000

「パプリカ」：500～2500

「ピーマン」：0

(参考:Wikipedia)

面倒なレシピに見えるかも知れませんが、実際には「塩コショウ＆唐辛子を振って焼く」だけの鶏肉料理です(*´ω`*)

フライパンで作る洋風ピリ辛焼き鳥…くらいのイメージでチャレンジしてみて下さい。