理想の身体はキッチンで作る。

秋鮭のソテー ガーリックレモンバターソース

旬の秋鮭(白鮭)を使ったさっぱりとしていて・コクがあり・それでいてしつこくないソテー系料理です。
ぱっと見難しそうですが、鮭を焼いてソースを絡めるだけなので、とても単純です。
鮭自体も栄養豊富かつ手に入りやすい食材でもあるので、是非毎日の食卓に取り入れて欲しい一品です。


◆材料&栄養成分
<本体>
・秋鮭:170g(2切れ)
・岩塩:2g
・ホワイトペッパー:少々
・カイエンペッパー:少々(無くても可)
<グリース>
・EXVオリーブオイル:10cc
<ソース>
・バター:50g
・にんにく:1かけ(5g)
・マイヤーレモン:1/2個 (普通のレモンでも可)
<トッピング>
・ブロッコリー:30g
・マッシュルーム:40g
・マイヤーレモン(スライス):1/2枚 (普通のレモンでも可)
・刻んだパセリ:少々

<栄養成分>
熱量:698.01kcal
糖質:3.3g
蛋白質:41.04g
脂質:57.85g
食物繊維:2.41g
カリウム:903.5mg
マグネシウム:63.25mg
ビタミンD:54.4μg

PFC:23.52%/74.59%/1.89%



◆手順
1、レモン・パセリ・ニンニク・鮭の下拵えをします。
レモンは半分にして飾り用に1枚だけスライス、パセリとニンニクはみじん切りにります。
鮭は岩塩・白コショウ・カイエンペッパーを振りかけます。

2、鮭を焼きます
オリーブオイルを敷いて身を下にして焼きます。
弱火でフタして3.5分。ひっくり返して3分程度です。(身の厚さによって焼き時間が若干変化します)

3、付け合わせを炒めます。
残った油で付け合わせをさっと炒めて岩塩を振ります。

4、ソースを作ります
フライパンにバターとニンニクを入れ、弱火でじっくり香りを引き出します。
ニンニクの良い香りがしてきたらレモンを絞り、少し煮詰めます。

5、鮭にソースとトッピングを乗せて供します
たっぷりとソースをかけて、スライスレモンと刻んだパセリで飾り付けをしています。



◆調理のコツやアレンジ
・ひっくり返すのは1回だけ
焼いた魚は身が崩れやすいため、何度もひっくり返すとボロボロになってしまいます。
ターナーを使って、1回だけ、優しくひっくり返して下さい。

・ニンニクやレモンの量はお好みで
ニンニク無しでも美味しいですし、刻みニンニクの代わりにチューブタイプのおろしニンニクでも良いです。
私はいつも酸味の少ないマイヤーレモンを使用していますが、普通のレモンを使用する場合や酸味が苦手な人の場合は、ソースに使うレモンの量を調整してみて下さい。

・ソースのアレンジ方法
英語圏ではサーモンを使った料理は非常にポピュラーのようで、チキンスープを入れて煮詰めたり生クリームを使用するレシピもあります。
今回のレシピは最もシンプルな内容となりますが、色々な味を試したい方は是非チャレンジしてみて下さい。


秋鮭(白鮭)は低糖質・高蛋白というだけでなく、良質の脂質と、圧倒的なビタミンD含有量を持ちます。

ビタミンDは体内で活性型ビタミンDに変換され、カルシウム・リンの吸収を助けて骨を強くするだけでなく、体内の免疫システムを正常化することで癌予防能力を高め、1型糖尿病や関節リウマチなどの自己免疫疾患のリスクを低下させることができます。
もちろん、ビタミンDは太陽光(紫外線)を浴びる事で皮膚下でも産生されますが、日光量の少なくなる秋~冬場や、そもそも一日中屋内で過ごす事の多い現代人にとっては、もっとも不足しやすいビタミンの一つとなります。

鯖・秋刀魚などの青魚だけでなく、鮭類(紅鮭・白鮭・銀鮭)も栄養たっぷりです。
栄養満点の魚料理で、病気知らずの頑丈な身体を作りましょう!


※ビタミンDに関する詳細は、下記記事「ビタミンD:それは太陽のエネルギー!」をご覧下さい。
http://komzap.cooklog.net/nutrition/20180620



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