理想の身体はキッチンで作る。

相談事例:07 断糖高脂質食はハードルが高い?

KOMZAP オープンチャット内にて:
「金森式ハードル高いっす…」(意訳)


私の回答:
ハードルが高いというより、単にKetoの前提条件を満たしていないってだけですね。

Keto(≒金森式)は米国由来ですが、米国で鉄・タンパク質不足はほぼ存在しません。
鉄不足があると脂肪をエネルギーに変換できないので、脳も臓器も動きません。
日本人女性はだいたい、鉄・タンパク質不足なので、これを解消するのが何よりも優先されます。

従いまして、プロテインファースト&キレート鉄マシマシが、日本人女性に対する第一選択肢となります。
その際、糖質制限はゆるめでも良いでしょう。


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解説:
アメリカ・イギリス・カナダ等では小麦粉に鉄。
中国では醤油に鉄。
モロッコでは塩に鉄。
フィリピンでは米に鉄。
ベトナムではナンプラーに鉄。

…など、日本以外の諸外国では主要な食品に鉄が添加されている。

日本ではそのような対策は一切とられていないため、毎月鉄&タンパク質を喪失する若い女性陣は致命的なレベルにまで鉄不足が進行し、肥満・摂食障害・うつ・冷え性・パニック障害・統合失調症…等々に陥り輝ける青春時代をぶち壊しにされてしまう。
当然、電子伝達系には鉄が必要であるため、鉄不足だと脂肪をエネルギーに変換できない。(ヤセない)

このため、米国発祥のKeto、あるいはオーソモレキュラーをそのまま日本人女性に適用するとエラいこっちゃになります。

日本人女性に対してはタンパク質と鉄を最優先で充足させてあげることが大切です。



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