低糖質四川風回鍋肉
日本風にアレンジされた甘口・キャベツ入りの回鍋肉ではなく、お肉が主役の辛口の回鍋肉です。豚バラブロックを丸ごと1本使うレシピなのでボリュームの割にはコスパが良い一品です。
一旦豚バラを茹でて臭みをとり、その後で炒めを行うという調理手順から「回鍋肉(茹でた肉がまた鍋に戻ってくる)」という名が付いています。
◆材料&栄養成分
<本体:茹で>
・豚バラ肉:440g
・生姜:1かけ
・長ネギ(青い部分):1本分
・糖質0清酒:15cc
<本体:野菜>
・ニラ:50g
・長ネギ(白い部分):30g
<炒め>
・四川豆板醤:20g (お好みで調整)
・豆鼓醤(とうちじゃん):5g
・糖質0清酒:5cc
・醤油:5cc
・塩:3g~5g (お好みで調整)
・味の素:2g
・ごま油:10cc
<栄養成分>
熱量:1211.58kcal
糖質:5.57g
蛋白質:65.125g
脂質:103.2g
食物繊維:2.01g
PFC:21.50%/76.66%/1.84%
※豚バラから出る余分な脂60ccを減算しています。
※脂を全部飲み干す場合、540kcal追加されます。
◆手順
1、材料を切ります
生姜、ネギ(青い部分と白い部分)、ニラを切ります。
豚バラブロックは半分に切ります。(そうしないと鍋に入らないので…)
2、肉を茹でます
鍋にお湯を沸かし、お酒・生姜・ネギ(青い部分)・肉を入れます。
弱火で5分、火を止めて余熱で5分茹でます。
3、肉を切ります
適当な大きさにスライスします。
8割くらい火が通っている感じがベストです。(炒めで完全に火を通すので)
4、調味料を計量しておきます
炒めで使用する調味料を計量しておきます。
※これ以降の工程は短時間で出来上がるので、材料の下拵えだけ終わらせておき、家族が帰ってきたら炒め始める…といった事も可能です。
5、肉を炒めます
フライパンにごま油を敷き、豚バラを炒めて調味料を絡めます。
6、野菜を入れて仕上げます
仕上げにニラ・長ネギを入れます。
冷めないうちにお召し上がり下さい!
◆調理のコツやアレンジ
・辛さを調整する場合
本レシピの場合は中辛くらいの味ですが、豚バラ270g&豆板醤20gの割合で作るとこんな感じで激辛になります。
・糖質量をもっと下げる場合
本レシピの場合は糖質量5.57gですが、長ネギを入れなければ糖質量4.07gに抑える事ができます。
さらに豆鼓醤と醤油も省けば糖質量は2.65gまで下がります。
・日本の回鍋肉と四川の回鍋肉の違い
<日本式>:甜麺醤を使った甘辛みそ炒め。キャベツが入っており、むしろキャベツがメインのように見える。
<四川式>:豆板醤を使った辛口みそ炒め。葉ニンニクが入っているが、主役はあくまで豚肉。
・豆板醤とか豆鼓醤って何?
豆板醤(とうばんじゃん):そら豆と唐辛子の味噌。辛い。
豆鼓醤(とうちじゃん):黒大豆の味噌。旨味と渋味。
甜麺醤(てんめんじゃん):小麦の味噌。甘い。
今回の低糖質中華料理レシピは、日本でもお馴染みの回鍋肉です。
調理手順も「回鍋肉(茹でた肉がまた鍋に戻ってくる)」手法を踏襲しており、低糖質ながらも本格的な味を楽しめるかと思います。
辛さの調整も容易なので、家族の晩御飯用だけでなく、晩酌のおつまみ用にもお試しください!(^ω^)